Hanabi
JUGEMテーマ:写真日記
さて、前回からの超広角レンズ購入に纏わる顛末は一旦置いといて、
先の週末、前からやってみたかった打ち上げ花火の撮影に行ってまいりました。
場所は岐阜市の郊外、柳津町の境川緑道公園
毎年8月の最終土曜日、「やないづ境川ふれあい夏祭り」のエンディングで行われる花火大会です。
私の居住地である岐阜市では、毎年7月の最終土曜日に「全国選抜長良川中日花火大会」、
8月の第一土曜日に「長良川全国花火大会」と、
(ややこしいですが前者が中日新聞社、後者が岐阜新聞・岐阜放送の主催です。)
2週続けて全国規模の花火大会が開催されますが、それらに比べるとこの柳津の花火大会は超コンパクト。
時間も45分間と短く、撮影に夢中なっているとあっという間に終わってしまいます。
そのかわり、10万人単位で観覧客が訪れる長良川花火より撮影ポイント選びの自由さは格段に上です。
ちょっと場所を選べばお客さんがスッカスカ(ディスってるわけじゃないですよー)なので、どの角度からでも三脚立て放題!
(一基しか持ってないでので「立て放題」ではないですが、場所の自由度、という意味で・・・)
実はこの日、本来7月28日に行われるはずだった中日花火大会が台風の影響で延期になって、開催がかぶってました。
でも私はこっちのちっさい方の大会へ。
去年、初めて一眼レフを手にした勢いのまま全くノープランで長良川花火を撮りに行って、
あまりの人の多さで撮影場所を探している間に打ち上げが終わってしまったという、
まるで漫画の様な、お間抜けな経験からです。
まずは写してみないと何も始まらない。
今回のテーマは「まず、花火の光跡を画面に捉えること!」
構図もへったくれもあったもんじゃない写真ばかりですが、自分のテーマ的にはほぼ○です。
今回の撮影は全て「バルブモード」で、ケーブルレーリーズを使って、直感(と思いつき)で露光時間を決めて撮りました。
露光時間が短くて暗くなってしまった写真、逆に長すぎて白飛びしてしまった写真、多数ありましたが、
経験値を積む、という点では「成功だったかな」と、自分では思っています。
まあまあ、良い教材が作れました、
これをどう活かすか(それとも殺すか?)は、今後の自分次第なんですけどね。
ぜひこの経験を活かして来年はもう少しマシな写真を撮ったみたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
念願の超広角レンズを入手 〜第1章・導入編
JUGEMテーマ:カメラ
先のエントリーで触れた通り、この秋の一大イベントに向けてK-70用の超広角レンズの導入を画策してまいりました。
「金に糸目は付けねーぜ!」と啖呵が切れるくらいの懐の深さがあれば選択肢は幾多ありますが、
スーパーの食品トレイ並みに浅い私の懐でも頑張ればなんとか受け止められそうなところ、と候補に上がったのが・・・
まずは、SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
同じく、SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
純正の、smc PENTAX-DA 12-24mm F4 ED AL[IF]
そして、smc-PENTAX-DA14mm F2.8 ED[IF]
SIGMA 10-20mmが一番お財布に優しくて、後の3点はほぼ同価格帯です。
まあ多分これになるんだろーなー、という予感を抱きつつも他の3点も一応検討はしています。
まず画角的に一番”超広角”なのはSIGMA 8-16mmですね。
でも、「広角端8mmと10mm、(フルサイズ換算だと12mmと15mm)って、どんくらい違うの?」
「広角域での2mmは相当違うぞ!」という諸先輩のお声もありますが、
自分で体験していないので、正直あまりピンときません。
ただ、10-20mmがF3.5通しなのに対し8-16mmはF4.5-5.6、F3.5通しの方が良いってことくらいはわかります。
ベテランの方が考えればまた違った価値観になるのかも知れませんが、
超初心者の私には8-16mmの方に価格差に見合った魅力が見出せず、ここは却下です。
さて、F値をいうのなら純正の14mm単焦点が有るじゃないか、というところですが、
確かにF2.8通し、というスペックは光り輝いて見えます。
しかし、「え〜14mm〜?、せっかく超広角を買うんだからさ〜」
と、ろくにわかってないくせになんとなく躊躇してしまう・・・。
第一、超広角の単焦点なんてまともに使いこなせる自信なんぞ1mmも無く、
これも却下です。
そして最後まで迷いまくったのが純正の12-24mm.。
実売価格はそれなりに差がありますが、純正のロゴにはそれを埋めるだけのステイタスがある。
(と勝手に思ってる。SIGMAさんごめんなさい、こんな奴がいるからKマウントは見捨てられてしまうのでしょうか)
でも最終的に購入を決めたのが案の定SIGMA 10-20mmでした。
(なんだか理由が全部後付けみたいに見えるのは気のせいですよ・・・。)
いろんな方のレビューや作例を見させていただいて,
「いや、良いやん!これ」
最終的な決め手となったのはやはり開放F3.5通しというスペック。(ちょっとだけ値段もね・・・)
純正がどうのとか、つべこべ言うのはこれがちゃんと使いこなせてからにしましょう。
では、いざ購入!ということで、「価格.com」で最安値だったマップカメラ楽天店でご注ー文ー!
ところが帰ってきたメールには「在庫無し」(!)「メーカーにも在庫無し」(!!)「メーカー出荷時期未定」(!!!)
など絶望的な言葉が。
「メーカー出荷時期未定」って、受注生産ってこと?、まさかの生産打ち切り?
昨今のサードパーティのKマウントへの仕打ちを思うと、あながち「まさか」でもないか?・・・。
嫌な予感を抱きつつも、無きゃしょーがねー、ほか当たってみるか。
ところがところが、他店も軒並み「在庫無し」「入荷時期未定」。
半ば絵空事の様に捉えていた「生産打ち切り」が、やおら北朝鮮のミサイル攻撃のごとく現実味を帯びてきます。
脳内を飛び交うJアラートの警告音の中、やっと見つけた「在庫あり」の文字。
藁をもすがる思いでポチっとした後、折り返された受注確認メール、納期連絡のメール。
ああ世の中、捨てる神あれば拾う神あり!
そして納期連絡通りに届いた商品、しかーし!そこにはさらなる試練が待ち受けているのでありました!!!。
さて、我らが(”我ら”じゃないけど)K-70の運命や如何に!
感の良い方ならもうお気づきですね(笑)
この続きはタイトルからご察しの通り、第2章に続きます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
恋する伏姫
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お盆休みのとある日、お隣愛知県は安城市の「安城市歴史博物館」へ出かけてまいりました。
人形作家の辻村寿三郎さんの特別展を見るためです。
辻村寿三郎さんと言えば日本を代表する人形師の方。
が、正直なところ寿三郎さんの大ファンというわけではありません。
寿三郎(当時は”ジュサブロー”でしたね)さんが手掛けられた「新八犬伝」の大ファンだったのです。
当時小学生でしたが、放送はほとんど全部見たし、
ノベライズ本も持ってました。(確か上・中・下巻)
今回の展示はその「新八犬伝」と後番組の「真田十勇士」、
そしてもう一つの代表作「平家物語縁起」を中心にしたものとのこと。
一応Q7を持って行ってみたものの、貴重な作品ばかりなので、
正直、撮影についてはあまり期待していませんでした。
ところがところが、ショーケース内の作品に限って撮影可(ただしフラッシュはダメ)ということで、
新八犬伝から「伏姫」さま。
大変愛くるしいお顔をされています。
新八犬伝の影の主人公、怨霊「玉梓」。
「わ〜れ〜こ〜そ〜は〜玉梓が〜怨霊〜」が登場時の決め台詞でした。
劇中では寿三郎さんが自ら操演されていたそうです。
残念ながら八剣士たちの展示はありませんでした。
もう残ってないのかなぁ・・・
真田十勇士から「真田幸村」
写真はありませんが父親の「真田昌幸」の人形も展示されています。
主人公「猿飛佐助」
劇中での成長に合わせて青年時の顔と大人顔の2種類が作成されましたが、
青年顔の人気が高かったので、大人顔は結局使用されなかったそうです。
放送前の番宣では佐助は大人顔の方で紹介されていたので、
放送が始まった時、佐助の顔が違うことに違和感を覚えた記憶があります。
こういうことだったんですね・・・。
真田十勇士の方はその他の登場人物の展示も何点か・・・
両作品以外の人形の展示もあります。
源氏物語「狂乱の桐壺」
「夜叉ヶ池」白雪
「風神・雷神」
「平家物語縁起」の作品たちはショーケースに入れられておらず、
細部まで間近で見られますが、その代わり撮影はNGでした。
これら以外にも素晴らしい作品が多数展示されていましたが、
ガラスへの映り込みが酷くてお見せできない写真が数知れず・・・。
予期せぬガラス越しの撮影で、PLフィルターを持ってこなかったことを激しく後悔しました。
美術品(と言っても過言ではないはず)の展示は基本的に撮影不可、と思い込んでいましたが、
ダメ元でも用意してくるべきでしたね。
今後の教訓にします。
さて、今でも熱烈なファンの多い「新八犬伝」ですが、
放送終了後、マスターテープのほとんどが処分されてしまい、
全464話のうち、映像が残っているのはほんの数話分のみだそうです。
非常に勿体無い・・・。
(NHKアーカイブスで第1話と最終話が見られます、有料ですが・・・。)
そんな熱烈なファンの方が運営されているサイトを参考までに。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
十三年目の風太
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さてさらに続きです。
いよいよ”あのひと”(人じゃないけど)にご登場いただきましょう。
その立ち居振る舞いが話題となり、人気が爆発したのが2005年。
あれからもう13年も経ちました。
ちなみにタイトルは恩田陸さんの「六番目の小夜子」をもじってます。
(はい、伝わりませんね・・・)
当時2歳だった風太くんは今年で15歳になりました。
先月盛大に誕生祭が開催されたそうです。
レッサーパンダの15歳と言えば人間では70歳ぐらいだとか。
そんなおじいちゃんなのである程度予想はしていましたが・・・
はい、ご就寝中。
わざわざ起こすのもなんなので(てか、ダメだし)
他の子達を見ていきましょう。
先述の通り今年で15歳を迎えた風太くん、
子宝に恵まれて今ではやしゃごまでいるそうです。
このうち奥さんのチィチィは残念ながら帰らぬひと(人じゃないけど)になってしまいました。
その代わりでもないでしょうが、孫娘のみいにライムというお婿さんが来ています。
これライム(?)
これは風太の息子(三男)のクウタ(のはず、たぶん)
白状します。
何頭かいる風太の家族たち、写真を撮るのに夢中でどれが誰だかメモってくるの忘れてしまいました。
後から見たらみんな同じ顔してる・・・。
なので順不同で貼っていきますね。
そんなこんなしながら、さらに園内を一周して戻ってみると・・・、
おはよー!風太くん、いや風太さん!
齢七十にしてめっちゃ足腰しゃっきりじゃないですか!
これは是非あやかりたいものです。
今や風太さんの子孫たちは40頭を数えるのだとか。
あなたはまさにレッサーパンダ界のノーザンテーストです!
(写真はイメージです・・・)
例えが「ディープインパクト」じゃないところに年齢が滲み出ていますね・・・。(笑)
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
8月の写真散歩は「千葉市動物公園」から・続
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さて前回からの続きです。
ここ「千葉市動物公園」、
展示されているのは小動物や草食動物、鳥類や霊長類が多く、所謂”猛獣”の類はほとんどいません。
唯一の例外がこの2頭。
トウヤくんと、
アレンくんです。
2016年にライオン舎が新設された際、トウヤくんは多摩動物公園から、アレンくんは群馬サファリパークから引っ越してきました。
この2頭以外、トラもヒョウもオオカミもセイウチもトドもなーんにもいない。(アシカはいる。猛獣じゃないので)
これってちょっと珍しいですよね。
しかもオスだけ2頭って他では見たことないです。
午前中に回った時は2頭とも爆睡中でしたが、
午後にもう一度覗きに行ってみるとトウヤくんの方は起きてて歩き回ったりしてくれました。
アレンくんの方は相変わらず寝てはいましたが、
アクリル窓のすぐ向こう側にいるので間近で見られて大迫力!
写真的にはイマイチでしたが、これはこれで大満足です。
あ、起きた。(でもまたすぐ寝た)
ちなみにですがこのアクリル窓の向こう、屋内ではなく外です。
放し飼いされているのをアクリル窓越しに見る形、なかなかいいぞ千葉動物公園!
中のライオンが目の前まで寄ってきてくれたらそれこそ大興奮ですね。
そんな様子が投稿されていたのでお借りしてきました。
ちなみにこの映像に映っている子、「トウヤ」と紹介されてましたが、アレンくんの方です。
黒っぽいタテガミが特徴。
このポーズもね。
さてここ千葉動物公園、随時リニューアルに取り組んでいて、
ミーアキャット舎が先月末完成したばかり。
現在は2020年完成に向けて「平原ゾーン」の整備が進められています。
チーター・ハイエナなどが展示されて、チーターが走る様子が見られるそうですよ。
ライオン以外の肉食獣の展示にもシフトして行くみたいですね。
ぜひ機会を作ってまた訪れたいと思います。
ところで・・・、
ここまでご覧になられて、疑問を持たれた方もいらっしゃるのでは?
「千葉市動物公園」と言えば真っ先に浮かぶ、”あのひと”(人じゃないけど)のことに全く触れてない。
なぜかって?
・・・・・・
もう一回分引っ張るためです(笑)
ブログネタが少ないんでご勘弁を・・・。
それでは次回、”あのひと”(人じゃないけど)について、お届けしたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
8月の写真散歩は「千葉市動物公園」から
JUGEMテーマ:写真日記
8月最初の日曜日は「千葉市動物公園」へ行ってまいりました。
その前に、どっかで見たようなタイトルだって?
気のせいですよ・・・
ウソです。エントリー数少ないんでちょっと遡ればバレバレですね。
はい!使いまわしてます。
というわけで、改めて「千葉市動物公園」へ行ってまいりました。
ここ千葉動物公園、動物園としてはそれほど広い施設ではありません。
おそらく行ったことのある動物園の中では一番狭いんではなかろうか。
園内は緑もいっぱいあって、そんなに狭い感じはしないんですけどね。
でもそのおかげで1日いれば3周ぐらいできちゃいます。
これはむしろありがたいぞ。
よく行く東山動植物園なんて2周もしたらどえらい距離になりますから。
展示の特徴としては、檻・柵のないエリアが多いですね。
流石に鳥類などは檻に入っているケースが多いですが。
それでも広い檻の中にいるやつも多くいます。
大型の鳥類は隙間が広めの檻で展示されているので写真が撮りやすい。
愛好家にとっては有難いことです。
動物たちとの距離が近いところも多く、
こんなや、
ついついアップのショットが多めに。
特にここは触れるくらいの距離にいる動物が多くいます。
「こどもどうぶつえん」の名の通り、子供が好きそうな動物たちばかり。
さてさてこの千葉市動物公園、見所はまだまだありますがこの続きはまた次回ということで。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ぶらり加納宿
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予報士の方々も振り回されていた天邪鬼台風。
いまだに九州あたりできょどっているみたいですね。
当初の予報より進路が西寄りに変わったため、我が街は直接的な被害はありませんでした。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。
翌日暇だったので、台風一過の街へぶらぶらと散歩に出かけました。
晴れて青空も見えてはいますが、雨雲の名残もそこここに。
街中はどんよりと湿気を含んだ妙に生暖かい風が強めに吹いて、
夏の終わりの台風の後のようにスッキリ澄み渡った感はあまり感じられません。
特に目的もなくぶらりとやって来たのはいつもの清水緑地です。
春には盛大に桜が咲いて見どころたっぷりなんですが、
この時期には特に目を引くものは見当たりませんね。
感性の問題かも知れませんが・・・。
ふと思い立って近くにある加納天満宮へ。
PENTAXユーザーにはおなじみの「ハードモノクローム」です。
Kシリーズにも多く採用されていますね。
Q7では「スマートエフェクト」という機能として搭載されています。
神社仏閣にはよく合う。(写真の出来は別として・・・)
この加納天満宮を含めた現在のJR岐阜駅南側一帯は、かつて旧中山道の加納宿があった場所です。
加納城の城下町として栄え、東隣の鵜沼宿、西隣の河渡宿がそれぞれ270人ほどの人口だったのに対し、
10倍の2700人以上の人が暮らしていたそうです.
公武合体で政略結婚させられた和宮さんが、お輿入れの道中の際宿泊した場所。
政略結婚でも嫁いだ後の夫婦仲は意外と円満だったそうですが。
歌碑が建てられています。
達筆すぎて全く読めません・・・。
旧中山道沿いにはこの他にも石碑や道標などが多数あるので、
また機会があれば辿って見たいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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